ディフューザーの種類について
あなたらしさを応援するアロマサロンivy-roomの山口良子です。
今週はじめは、
久しぶりに両親に会いに里帰り。
父の喜寿とお祝いと
母のプレゼントにと
ディナーと
アロマフェイシャルを。
ゆっくりお互いの近況報告や
「気持ち良かった」と喜んでくれた母の声にも嬉しく短い時間でしたがゆっくり過ごすことも出来ました。
さて、アロマテラピーの使い方の一つ、
「芳香浴」
について。
先日、質問があり少しまとめてみようかと思います。
「芳香浴」とは、
精油をなんらかの方法で、空気中に拡散して香りを楽しむ方法。
その拡散の方法としていくつかありますが、
広く拡散する上で、市販の芳香器(ディフィーザー)を用いる方法もあります。
そのディフィザーもタイプによって種類が沢山あり、大きく3つのタイプ別にご紹介。
その1 : ネブライザー式
アロマドロップ式はガラス容器にエッセンシャルオイルを直接入れて使用します。
内臓ポンプや空気振動によって、アロマオイルを微粒化して空気中に拡散してくれます。
コンパクトサイズの商品も多いので置き場に困ることもないでしょう。
直接アロマオイルを使用し水を使うこともないので、使い勝手の良いアロマディフューザーです。
広範囲に香りを届けることができるので、家庭だけでなく店舗などを広い部屋でも使用することができます。
ネブライザー式もアロマオイルをそのまま使用するタイプのディフューザーです。
このタイプでは精油瓶をそのまま機械にセットして香りを拡散させるので、水の管理が必要ありませんし頻繁にオイルを充填することもないでしょう。(お掃除が簡単。)
使い方がとても簡単で、精油瓶をセットすればあとはスイッチを入れるだけです。
このネブライザー式も拡散力が高いので自宅だけでなくオフィスでも使用することができるアロマディフューザーです(機械の能力に応ず)
※精油を原液で拡散させるため、長時間の使用はおすすめできません。
拡散時間などはメーカー基準を参考に、精油の揮発性にも考慮。特に揮発性の遅い精油( サンダルウッド、パチュリ、フランキンセンスなど)や、ケトン類の精油(ペパーミント、ローズマリー・カンファー、セージなど)も神経毒性の禁忌のため長時間の使用は避けた方がベター。
その2 : 超音波式
一般的にアロマディフューザーと言うと超音波式をイメージする人が多いようです。
商品も多く販売され、様々なデザインの商品があるのでインテリアにも合わせやすいという特徴があります。
この超音波式アロマディフューザーは水にエッセンシャルオイルを入れることで、超音波の振動によってミスト状にして香りを部屋中に拡散させることができます。
使い方も簡単で水にエッセンシャルオイルを入れてスイッチを入れるだけです。
タイマーがついた商品もあるので、寝る前にスイッチを入れて香りを楽しみながらそのまま寝てしまうこともできますよ。
ただ定期的な掃除をしてないとミストが出にくくなることもあるのと、雑菌がはいりやすいため、こまめな掃除は必要になります。
機械の能力によりますが、リビングなどの大広間におすすめ。
その3: アロマポット式
アロマポットはキャンドルの炎や電気の熱によってアロマの香りを拡散させるアロマディフューザーです。
アロマポットにはキャンドルの炎で温めるタイプと電気の熱によって拡散させるタイプの2種類あります。
キャンドルタイプは炎が見えるタイプもあるので、就寝前にアロマの香りとキャンドルの炎の揺らぎによって癒しを与えてくれるでしょう。
ただキャンドルタイプは火を使うので、小さな子供がいる、猫のようなペットがいる家庭では置き場所に注意する必要があります。
アロマポットの使い方はとても簡単で、上部にある受け皿に水とアロマオイルを入れてキャンドルに火をつけたり電気のスイッチを入れたりするだけで香りを拡散させることができます。
キャンドルタイプでは水を使う必要がありますが、電気式では水を入れなくてもエッセンシャルオイルだけで楽しめるタイプもありますよ。
拡散範囲はあまり広くはないので、狭い空間(洗面、玄関ホールなど)での使用がおすすめ。
大きく3タイプになりますが、
用途や、広さ、使う方がどんな方なのか・・・なども
考慮しながら、選べるといいですね。
あと、機械などを使わなくてよい方法であれば、
セラミックや木目のアロマストーンタイプや、
特別なものを使わなければ、
お休みになる際に、ティッシュやコットンなどに
1滴垂らして、枕元に置いておくだけでもほんのり優しい香りが
広がります。
是非、お試しくださいね。
精油のことについてもっと知りたい!!
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