**NARDアロマ・ベーシックコース〈ハウスケアコース〉**

今日は、**NARDアロマ・ベーシックコース〈ハウスケアコース〉**のレッスンでした。

アロマ・ベーシックコースは、NARDの会員ではない方にも受講していただける、暮らしの中で気軽にアロマテラピーを楽しめるコースです。

一方、すでにアドバイザー資格を取得されている方にとっては、少し違った学び方もできます。

今回受講された方も資格をお持ちで、

「もう一度復習したい」

「これから講師としてアロマを伝えていきたい」

という目的でご参加くださいました。

ですので今回は、クラフトの作り方だけではなく、**“自分が誰かに伝えるとしたら?”**という視点も大切にしながらレッスンを進めました。

暮らしの中で「使い続けられる」アロマテラピー

今回作ったのは、

お掃除パウダー

クリーンスプレー

ワックス

蚊除けキャンドル

アブラムシ対策アロマスプレー

の5種類。

ハウスケアのいいところは、アロマテラピーを特別なものにせず、日々の暮らしの中で使えることだと思っています。

中でもクリーンスプレーは気軽に作りやすく、日常的に使いやすいアイテム。

せっかく精油を学んでも、使う機会がなくなってしまったらもったいないですよね。

お掃除や暮らしの中で自然に使うことで、無理なくアロマライフを続けていくことができます。

また、キャンドル作りへ応用してみたり、「蚊除け」とひとまとめにしがちな「虫除け」について、目的や対象を考えてみたり。

レシピ通りに作るだけではなく、

「なぜ?」

「ほかにはどう使える?」

と考えてみることで、一つのクラフトから学びがどんどん広がっていきます。

私たちの「当たり前」は、初めての方の「当たり前」ではない

今回、講師として伝える立場を考えながらお話ししていて、改めて大切だと感じたことがあります。

それは、

私たちが当たり前だと思っていることも、初めてアロマテラピーに触れる方にとっては、当たり前ではない。

ということ。

たとえば、

「精油瓶は縦置きで保管する」

ということ。

長くアロマテラピーを学んでいると、ごく自然に行っていることかもしれません。

でも、初めて精油を手にした方にとっては、

「そうなんですね!」

「横にしてはいけないんですね」

という新しい発見になることがあります。

講師になると、つい「もっと専門的なことを伝えなければ」と考えてしまいます。

でも本当に大切なのは、知識をたくさん並べることではなく、

目の前の方が、何を知っていて、何をまだ知らないのか。

そこを想像しながら伝えることなのかもしれません。

資格を取ったあとだからこそ、「自分で考える」

資格取得のために勉強しているときは、まず正しく知識を身につけることが大切です。

でも、資格を取ったその先では、少しずつ学び方が変わっていきます。

私はどう考える?

私はどう伝える?

目の前の人には、どんな言葉なら届くだろう?

そんなふうに、自分で考えることが増えていきます。

同じ精油を学んでいても、同じレシピを使っていても、伝え方まで全員同じである必要はありません。

自分で考えて、

自分の言葉で伝えて、

経験を重ねていく。

その先に少しずつ、

「自分らしいアロマテラピー」

が生まれてくるのだと思います。

「自分でも伝えられそう」

レッスンを終えて、生徒さんから出てきたのが、

「自分でも伝えられそう」

という言葉でした。

そして、

「復習にもなりました」

とも。

この言葉が、今日のレッスンをとてもよく表しているように感じました。

資格取得のときに学んだことを、もう一度違う角度から学んでみる。

すると、以前は「自分が覚えるための知識」だったものが、

「誰かに届けるための知識」

へと少しずつ変わっていきます。

完璧になってから、ではなくていい

アロマテラピーの資格を取ったけれど、

「まだ人に教えられるほどではない」

「もっと勉強してから」

「何から始めたらいいのか分からない」

そんなふうに感じて、資格を活かせずにいる方もいらっしゃると思います。

でも、最初から完璧でなくてもいいのではないでしょうか。

いきなり大きな講座を開催しなくてもいい。

まずは、今日知ったこと、使ってみて良かったことを、自分の言葉で小さく発信してみる。

その発信を見た誰かが、

「そんな使い方があるんだ」

「アロマって面白そう」

「私もやってみたい」

と気づいてくれるかもしれません。

それも立派な、「アロマテラピーを伝える」最初の一歩だと思っています。

資格を取ることをゴールにするのではなく、その知識を自分らしく育て、誰かへ届けていく。

ivy-roomでは、資格取得後もそんな一歩を一緒に考えていけるレッスンを大切にしています。

完璧になってからではなく、今の自分にできる小さな一歩から。

今日の「自分でも伝えられそう」という気持ちが、これからどんな形になっていくのか。

私も楽しみにしています。