●ナードアロマセラピストコース

ナードの手技は徹底してアロマトリートメント基本に忠実にソフトタッチな技法です。そのソフトタッチでいて、ご満足いただける手技にするためには、単なる優しいタッチングということでなく、心と身体を緩め本来の自然治癒力を引き出すための緻密な知識と手技が要求されます。知識とは、お客様のお身体に触れるだけの体の仕組みを知ることも重要です。座学では、解剖生理学を各器官ごとに時間をかけて理解出来るまで体の仕組みを学んでいきます。
また、緻密な手技をマスターすれば、手技を行うセラピストを守ることができるものです。
施術後に正しい姿勢で手技することができれば、腰が痛くなったり、腕がだるくなったりとセラピストの体調に変化はなく、無理なく手技を続けることができます。
ソフトで緻密な手技はお客様の満足だけでなく、セラピスト自身を守る手技になっています。

【講座内容（約84時間：学科34時間　実技50時間）】　講師と日程があえば集中して短期間で受講が可能です。

☆座学（アロマセラピストが学ぶ、人のからだ）（約34時間）

解剖生理学：位置や構造・働きを知る不快・不調症状の理解

• 人体の位置、方向、区分、運動
• 体位をあらわす用語
• からだの由来と構成
• 骨格系、筋肉系
• 循環器系
• 脳神経系
• 皮膚、感覚器系
• 消化器系
• 呼吸器系他

【アロマトリートメント理論】理論と知識

• アロマトリートメントとは
• アロマトリートメントの特徴、目的
• アロマトリートメントの技術的特徴
• アロマトリートメントの有用性、効果
• アロマトリートメントを避けなければいけない事態、避けるべき場合

【アロマトリートメントの概要】

• アロマトリートメントのトータルフロー
• 全身トリートメントと部分トリートメント
• 用意すべき備品類
• アロマトリートメントを行うための空間、環境作り
• ボディートリートメント実践上のポイント
• ボディートリートメント終了後の注意事項
• アロマセラピストの責任と義務
• 実践機会の創出と選択
• 営業行為に関する注意事項、関連法規

注意事項・関連法規【コンサルテーション】

• コンサルテーションとは
• コンサルテーションの目的
• アロマセラピストの役割と注意事項
• コンサルテーションのための環境
• プロフェッショナルとしての準備
• セラピスト自身の外観や態度
• 「理解」と「共感」から始まるコンサルテーション
• アロマトリートメントのために必要な情報とは
• アロマセラピストに求められる記録とは

いて。
　コンサルテーションの大切さについて。
　症状別　要点反射区
　症状別　アフターコンサルテーション例

☆アロマトリートメント実技・実践（約50時間）

• 実技実践のために必要な準備
• 実技技術の学び方
• 実技行程のフロー全体の流れを知る
  • 全体の流れと時間配分
  • 部位ごとの流れ

心構え・身だしなみ・セルフケア
アロマトリートメント実技

1. 全体位に共通する留意点
2. 背部・肩背部・臀部のトリートメント
3. 脚部後面のトリートメント
4. 脚部前面のトリートメント
5. 腹部のトリートメント、腕部・手部のトリートメント
6. 頸部・胸上部・頭部のトリートメント