座学で学んだだけでないアロマテラピーの必要性を現場で知る

先日は月1訪問の芦屋病院 緩和ケア病棟でのアロマトリートメントデー。今年に入りスタートさせていただき毎月定期的に訪問させていただいています。

今回は6名の利用者さまへの訪問。

お一人ずつ、病棟側でトリートメント許可をいただいた患者さまのお部屋に訪問してハンドもしくはフット。場合によってはお背中のケアをさせていただきます。

今回は浮腫が見受けられる患者さまも多く、施術はより慎重です。浮腫は4大炎症(発赤、熱感、腫脹、疼痛)の表れでもあり、体内での何かしらの負担が、メッセージとして表れる現象。原因は様々です。なのでこうしたアロマトリートメントは場合によっては禁忌としても取り上げられやらない選択肢も大切です。

その中のお一人で、ご本人希望でのフットトリートメント。病棟からの許可もあり。コメントには血栓があるためソフトなタッチでと指示がありました。

トリートメントによる血栓が動く可能性も考えられます。

お部屋に伺うとご家族の面談もあり、ご本人様からも楽しみにしていたから、とトリートメントの為にお部屋にご案内いただきました。

先ずは炎症が比較的ない右脚から強さ加減も様子みながら続けます。プレゼント用の芳香浴用の香り付折り紙は、『ゆず』の香りを顔もとにおいてゆっくりお過ごしいただきます。時々うとうとされるご様子も。次に反対の炎症が見られる左足を。見ただけでも、パンパンに腫れ、熱感も感じられるご様子。ただご本人様からは、

「痛みがあるから、擦ってもらえると楽になるし、気分転換になるから。」と。

パンパンに腫れている脚を丁寧に優しく優しく密着してオイルを滑らしゆっくりと触れていきます。

少し痛みも緩和されるのか、表情も穏やかになられるご様子も。私自身もほっと安心する一面もありました。

お部屋を後にし、ご家族の方にもお伝えし、その後はゆっくりご家族との時間もお過ごし出来たなら。

私たちセラピストは現場では様々なシチュエーションからたくさんの判断を委ねられます。

座学で学んだだけでない、本質のアロマテラピーは現場にあると思っています。

アロマテラピーは、精油の力と人の関わりをもって活かされるテラピーだと。先人達が伝え続けてきてくれた知恵と優しさを引き継ぎ残していきたいと思っています。

今日もその想いに力を貸してくださり、ありがとうございました。