必要とされるアロマセラピストとして

先日、初めてお越しいただいたお客さま。「アロマトリートメントは初めてで。」と仰られました。

今回、見えられた目的は。

「今は自分を大事にしてあげたくて」

日々追われていた仕事から、少しずつ体調に異変が現れ、気付いたら急な感情がコントロール出来ず仕事も手につかない状態になったとのこと..

今は診療と並行に、自分自身のケアにアロマテラピーを取り入れたいと訪ねて来られました。

お迎えの芳香浴には、ライムの香りを。

焦らず一緒にお体や心の状態を伺いながら精油を選んでいきます。お一人お一人にあったオリジナルの香りが出来上がり、ほっと安心されている表情からは、本来のご自身の一面も見られます。

「頑張って来られたんですよね。」

触れた手から、強張っていたお体が少しずつ緩んでいく様子も伺えます。浅かった呼吸も委ねてこられたのか、深くなっていく様子も。

エフルラージュから呼吸を誘導しながら、アロマトリートメントの一体感が感じられます。

まるで音楽の共鳴されたハーモニーのように、お互いが心地良い空間へと広がります。

アロマトリートメントは、施術を受けている側、施術している側共にセラピーとなり、リラクゼーションが高まります。

お体の細胞、一つ一つが喜んでい様子。

お見送りの際のお背中が、取り戻そうと凛とされたご様子も。

誰よりも最大のケアは、ご自身。

焦らず、見守てます。

ありがとうございました。