【学び】ライフサイエンスから植物療法に期待されること
アンドルー・ワイル博士が提唱する治癒系(ヒーリングシステム)
今年度、第40回となる 西宮市ライフサイエンスセミナー。
全5回のセミナーで久しぶりに参加しています。
各大学教授など、専門分野において研究や臨床実験なども取り入れた内容は、難しい内容ながらも市民にも分かりやすく講演をしていただけます。
初回は、武庫川女子大学名誉教授(薬学部) 吉田先生からのお話。
「ライフサイエンスが目指すもの」
というテーマで、
“いのちとは何か?”と古代から探求されてきた時代を幾年か経て、研究の発展から現在のライフサイエンスがこれからの時代にどう活かされていくか目指すこれからの課題について、専門的に話されました。
この夏から、日本メディカルハーブ協会の
“シニアハーバルセラピストコース”の学びもスタートしています。
先日は、2回目の「治癒系と老化制御」のお話について。
私たちは、37兆個の細胞から構成されていると言われています。
18世紀から顕微鏡観察が始まり、動植物で細胞が普遍的にみられることが確認されてから20世紀半ばに細胞の構造が明らかになってきました。
1944年に遺伝子がDNAであることが確定され、DNAの記録された情報に基づいてアミノ酸の重合体であるタンパク質を作る仕組みが今後解明されていきました。
1993年には、ヒトゲノムDNAの解読を目指して、更に研究が進み、2001年にはヒトゲノムDNAの基本的な塩基配列の解読完了に伴い、益々、ゲノムを中心とした生命科学の中心になる時代に。
細胞の初期化と言われるiPS細胞への研究もこの過程から経たものだと思うと、この1世紀の中だけで進歩している医学の発展には目を見張るものがあります。
この21世紀の間にも、医療の進化により健康感、老化、死に対して今より考え方がグッと変わって来るのかなと思いながらも
やはり人は心の内部では、例え身体の状態が完璧とはいえなくても、
「全体、完全、平衡、平安」
を感じとることは出来ると。
シニアハーバルセラピストの学びの冒頭にある
統合医療の世界的権威であるアンドルー・ワイル博士は、健康を
「人間を構成し人間を取り巻くあらゆる要素、あらゆる力がダイナミックにかつ調和的に平衡状態にあること」
と定義されています。
アロマテラピーをはじめ植物療法がこの”平衡状態”に五感を通して導くことに私たちの役割があることだと信じていきたいと学びの中から改めて感じました。
共感し合えるお仲間との出会いにも感謝です。
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