「大地」に根付かせて自信を授かる香り「キャラウェイ」
こんにちは。
あなたらしさを応援するアロマサロンivy-roomの山口良子です。
今朝は、突然、頭の中に降ってきた
「キャラウェイ」(和名:ヒメウィキョウ)
というハーブの香り。
精油は、セリ科の 種子から得られます。
香りは、しそにペッパーのようなスパイシーさも感じられる香り。
お料理にも香り付けとしても使われます。
お料理では、消化の働きを助けてくれ、胃の働きが鈍い
ガスが溜るなどの消化器系の不調を解決してくれます。
また、クミン、アニス、フェンネルとともに
「身体を温める4つの種子」
として、冷えや利尿作用を促すために、
身体を温めるハーブとしても昔から活用されていました。
古代エジプトでは、キャラウェイを祭事の香りと食事の材料に
用いた歴史があり、種子を砂糖漬けにして「ボンボン」のような
お菓子を作って、食後の消化を助けるために食べていたとの記録も
あります。
スピリッツ的にも
浄化を象徴するハーブとして神聖な領域と対話する力を与えられると信じられてきました。
また、
「揺るぎない決意、堅い信念」
と言われ、不動の信念を回復させる力もあります。
揺らぎそうになったとき、「大地」に根付かせて自信を授けてくれます。
精油成分としては、
ケトン類 d-カルボン
モノテルペン炭化水素類 リモネン
が主な成分で
粘液溶解作用
中枢神経刺激作用
覚醒作用
肝臓強壮作用
腎臓刺激作用
蠕動運動促進作用
抗炎症作用
など。
気管支炎や消化不良の際に
オイルやジェルに加えて
胸元や
お腹を時計回りに軽くマッサージしながら
利用するのも良いかと思います。
そして、
足元からエネルギーが湧き、安定したこころを
持つことができるでしょう。
今日のサロンにお越しの方には、
こちらの精油がぴったり。
マジョラム
クローブ
ラベンダー・スーパー
アトラスシダー
も一緒にブレンドして。
キャラウェイ(Carum carvi)
科名:セリ科 蒸留部位:種子
主成分:ケトン類 dーカルボン、モノテルペン炭化水素類 リモネン
禁忌事項:乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しない。
(ケトン類に神経毒性や堕胎作用があるため)
※NARD精油辞典 Ver.8より
胸につかえていた想いも、精油の力を借りてちょっぴり
『浄化』
環境に応じて変化していくことは
難しいことでもあるかもだけど、
身体にあらわれていることに
耳を傾け、
その意に素直に委ねてみる。
窮屈な想いをしているときは、
どうしても視野が狭くなりがち。
本来の自分の姿を取り戻し、
広く世界をみてみることができる。
そして、また前に進むこともできる。
「ここに来たらなんとかして貰えると思って・・」
と、言っていただいた言葉に
共に、寄り添えることが出来ることに
心から感謝します。
キャラウェイに香りと共に・・・。
ありがとうございます。