ウィルスにも善玉ウィルス、悪玉ウィルスが存在するとのお話
あなたらしさを応援するアロマサロンivy-roomの山口良子です。
先日は、全4回シリーズ
「ウィルスのライフサイエンス」セミナー。
3回目の講演でした。
京都大学の
ウィルス・再生医学研究所 准教授 宮沢先生のお話。
「レトロウィルスと宿主の共進化」のお話を伺いました。
ウィルスって聞くと、病気を起す感染因子として考えられがちですが、種類も50種類と大別され
約30億年前には既に存在していた物体だったともいわれています。
人類が哺乳類として地球上で誕生し、
恐竜からマンモス、マンモスから人間へと進化するにあたっても、ウィルスの存在があったからこその
人類としての誕生もあったのだという説もあるようです。
また、最近ではヒトの胎盤の形成には、内在性のレトロウィルスの遺伝子が使われていることもわかっており、
そのほかにもヒトゲノムのうち約8%のウィルスの残骸とも言われているようです。
こうした内在化されたウィルスは感染と言う形で、新しい遺伝子を生命にもちこみます。
生命の進化と維持の安定に大きく関わっている側面も見逃してはいけないともいわれます。
精油では、ウィルス対抗としては、
基本遺伝子情報となる「核酸」と「核酸を包んで保護するタンパク質の殻」という非常に単純な
姿ですが、種類によって遺伝子やタンパク質の殻を覆う”キャプシド”の外側にある
”エンベロープ”
という皮膜にたいしてアプローチし、遺伝子情報などを不活化して増殖を
押さえる特徴として、精油の力の抗ウィルス作用にも期待されます。
※逆をいうと、エンベロープがなければ対抗が難しくなります。
ただ、ウィルスに対する医薬品は非常に限られているのが現状なので
なのであれば
少しでも体にも負担が少なく対応できる
精油も
うまく取り入れながら、必要以上な恐怖にだけフリマされず、
自然療法の一助として
アロマテラピーをもっと日常生活の中に浸透していくとよいなと
思います。
一緒に、植物の恵みと力を感じながら
アロマテラピーを学んでいきませんか?