必要とされるアロマセラピストとして
先日、初めてお越しいただいたお客さま。「アロマトリートメントは初めてで。」と仰られました。
今回、見えられた目的は。
「今は自分を大事にしてあげたくて」
日々追われていた仕事から、少しずつ体調に異変が現れ、気付いたら急な感情がコントロール出来ず仕事も手につかない状態になったとのこと。
医師からの診断は
「うつ病」。
そう言われたのは半年前。
今は診療と並行に、自分自身のケアにアロマテラピーを取り入れたいと訪ねて来られました。
お迎えの芳香浴には、ライムの香りを。
焦らず一緒にお体や心の状態を伺いながら精油を選んでいきます。お一人お一人にあったオリジナルの香りが出来上がり、ほっと安心されている表情からは、本来のご自身の一面も見られます。
「頑張って来られたんですよね。」
触れた手から、強張っていたお体が少しずつ緩んでいく様子も伺えます。浅かった呼吸も委ねてこられたのか、深くなっていく様子も。
エフルラージュから呼吸を誘導しながら、アロマトリートメントの一体感が感じられます。
まるで音楽の共鳴されたハーモニーのように、お互いが心地良い空間へと広がります。
アロマトリートメントは、施術を受けている側、施術している側共にセラピーとなり、リラクゼーションが高まります。
お体の細胞、一つ一つが喜んでい様子。
お見送りの際のお背中が、取り戻そうと凛とされたご様子も。
誰よりも最大のケアは、ご自身。
焦らず、見守てます。
ありがとうございました。