【福祉アロマ】育ててきた手から伝わるものがあります。

 

現在、毎月訪問している施設は、昨年から少しずつ増えてきて、高齢者施設、デイサロン、障害者施設、緩和ケア病棟と様々な福祉の環境におかれている中でアロマテラピーを提供させていただいてます。

それぞれの環境は、利用されていらっしゃる方の様子も違い、その用途によって提供する形も様々。

レクリエーション兼ねての嗅覚療法としては、嗅覚訓練として香りの刺激を与え、五感のバランスを整える目的として。

五感は生体防御反応としても大切な感覚器という器官であり、原始的な感覚器と言われる嗅覚は、こうした訓練は役立てられます。

アロマトリートメントは、こわばった身体を緩め、体中に巡る様々な物質を運ぶ血管を拡張させ、血流促進に。また触れる触感も原始的な感覚器として二つあるうちの一つ。いくつかある神経線維のうち、C線神経繊維は、毛根に絡みあっていてゆっくりしたスピードに反応するという、その神経線維に触れる事を意識したスピードとタッチケアは、よりリラクゼーションは高まります。

アロマトリートメントを通して、手を育て、私も触れる、香ることで体の細胞が喜んでくれていることを感じています。

「あなたの手は築きあげてこられた手なんだと分かるわ」

そんな風に言われることも、最近はしばしば。自分の手を第三者からそのように言われる言葉もちょっぴり嬉しい。

「お手当て」と、言葉の由来からも先人たちの当時の生活も思い描かれます。

香りとタッチケアで、人々の幸せを積み上げていくアロマセラピストは素敵だと思います。

今日は、

「いつもは上がらない右腕が、マッサージしてもらったらここまで上がるの。」

と、素敵な笑顔でお話してくださった表情が忘れられません。

一家に一人のアロマセラピスト。

手を育てて大切な方を応援してみませんか?

 

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