【植物観察会】アロマセラピストの大人の遠足
奈良公園のネトル(イラクサ)は本当に棘がすごいのか!! 検証(笑)
会員になっている、アロマセラピストたちの勉強会グループ、大阪APUでの植物観察会で、
ハーブのネトルは、棘があり触ると痛い!ということで学びの中でも教わります。そもそも乾燥されたショップで販売されているドライのネトルは、抗アレルギー作用(花粉症対策)、浄血のハーブとしてサロンでもお茶出しによく利用するので目にすることはあるのですが、フレッシュのネトルを見たことがないのと、ネットでもよく「奈良公園のネトルは棘が鋭い!」との紹介も目にすることがあるので、ここは実際どうなのか、検証兼ねて?!
「奈良公園のネトル探しにいってみよう!ツアー」に
参加してきました。
スタッフの方が事前にネトルが植わっている場所を下調べしてくださったので、いざその場所を目指してひたすら歩きます。
奈良公園の観光名所、南大門は人で賑わってましたが、打って変って人通りの少ない大仏さまの裏側。鹿さんもちほら。のんびりと過ごしています。
で、歩くこと数分。
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ありました!
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鹿さんが側に寝てる中でもきれいに残っている 「ネトル」
さてさて、棘はというと・・・・・
(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
素晴らしく棘が裸眼でもくっきり見える!大きな棘が・・・。
半端なくでかいです。
ネトルも生き残るための生存戦略だったのか・・・。進化の過程で、やはり奈良公園のネトルの棘は素晴らしくエグかった。(笑)(笑)
この棘、刺さって痛いだけでなく、中から発痛物質が飛び出します。
要は、物理的に棘で刺し、化学的に物質を放出する。。。
なんとも、どんだけ身を守る術を歴史に遡って築きあげてきたのか・・・・💦
摘み取りも、慎重に手袋2重で、若葉を目指して摘み取ります。
思わず、ブスッと油断したら刺してしまい、しばらく、いたたたた・・・・・・・。(´;ω;`)
この痛みは、ヒスタミン、ロイトコリエンなど放出された物質で筋肉がいかれしまった感じ(´;ω;`)
痛みから痺れに変わり、この痺れがとれるのに、2日くらいかかりました。
※同種療法で、ネトルカプセル飲んだり、植物油(アルガン油、カレンデユラ油、ヘーゼルナッツ油)にネロリや、マンダリン、クローブの精油で稀釈したオイルで、指先をヌリヌリ、モミモミして翌日のお昼過ぎから痺れるような痛みも緩和されてきました。
身をもって改めて、ネトルの凄さに感銘。
さて、そのネトルもなかなか、フレッシュなものを食すこともないからと。
早速ジェノベーゼ風にペーストを作りました。
ちょっと、ネトルの量が足りなかったので、シソを追加しカサを増して。
湯がいても、棘が生々しく残っているので、ちょっと食べるのに抵抗がありましたが、一口パクっ。。。。
棘は感じられない。←刺さって2日間も痺れを感じられるくらい痛かったので、若干トラウマになったのかも・・💦💦
味はちょっと苦みが感じられるかな。※玉ねぎも多めにいれたので、玉ねぎの辛さもあるのかも。
パスタに絡めていただきました。美味♪
結論としては、奈良公園のネトルの棘はたくさんあって鋭い!そして発痛物質ももしかしたら多いのかもしれません。
でも、やはり自然界に起きていることは本当にすばらしいよな~と、この適応力と代償という力を私たち動物、人間も見習わなければならないのかもしれないですね。
植物の力を感じられた1日でした。