アロマトリートメントや介護美容から、その先にある本質に寄り添ってみる

委託講師としてお世話になっている

「介護美容 (基礎エステ)」クラスの講義も10月からスタートし、担当クラス18名の生徒さんとの授業も最後の日となりました。

最終日は、前回の介護施設での現場実習の振り返りをしたうえでの、体験した様子を実技練習で深めていきます。

皆さまの感想から

・思ってた以上に利用者さまの腕が細く、施術も丁寧に工夫する必要があると感じた。優しいタッチケアの必要性も理解できた。

・拘縮されていたり、利用者さまの体位や施術出来る範囲を考える事が難しかった

・コミュニケーションの取りにくい方との接し方に戸惑いを感じた

・麻痺をされているお身体を触れることに戸惑いを感じた

・環境の整理の工夫の必要性を感じた。

・ケアビューティストとしての役割を改めて考えさせていただける機会となった。

など

様々な方との関わりを通して、色んな事を感じられた皆さま。

また、現場はただ施術をする事だけでなく、全体を俯瞰したとき、ケアビューティストとして周りから何を期待されているのかを考えていただく機会にもなられたのだと思います。

これは、今回の介護美容としてのお仕事のお話だけでなく、

アロマセラピストとしての立ち位置としても考えることもしかり。

共通していえるのは、最終的には、人と人が向き合うには、良好な関係、安心な環境、信頼関係には、コミュニケーションが5.6割方で決まるもの。

そのコミュニケーションとしては、相手の方に受け入れて貰うのに93%が非言語的コミュニケーションが占有しており、そこには、五感から入ってくる情報から、見る、聞く、香る、触れる。

その触れ方からも

この人は、安心して身を委ねられ方だと、本能的に感じて貰えることが、

こうしたタッチケアから、施術者の内面から映し出されるものなのです。

そんな”目に見えない”部分を、丁寧にケアできるセラピストの求められることが本質である、これからの皆さま活躍も期待して、私自身も沢山の振り返りになりました。

そして、改めてこれからの未来のアロマセラピストを応援していきます。

皆さまとのご縁も本当にありがとうございました。