誰かに必要とされるアロマセラピストの意味
今日は、今年からメンバーに加わった
「緩和ケア病棟アロマボランティアチーム」での活動日。
高齢者施設、学童児童保育、障碍者施設と福祉施設において活動をしてきた中で、初めての病棟でのアロマテラピーの提供でした。
コロナ前からも活動をされており、約4年ぶりの活動再開。
この活動を支えている、先輩セラピストでもある堀川先生の指導の下、約4~5名のメンバーにてハンドもしくはフットトリートメントの提供です。
ほとんどの方は、寝たきりの状態。
やはり浮腫が目立つ方が多く、寝たきりのためもあってか皮膚も固くなり同じ姿勢のまま圧迫されたためか、圧迫痕も目立ちます。呼吸も細くなっているため、なるべくご本にの呼吸に合わせながら軽いタッチでケア。
ゆずの香りも人気で、稀釈濃度は薄くても嗅覚も敏感になっている患者様は
「いい香りですね・・」
とゆっくりとお話もされながら、アロマトリートメントを受けていただき、穏やかな時間をお過ごしいただきました。
時々、うとうとされるご様子も伺え、日ごろ痛みなど辛いときを少しでも緩和されたことが私たちのお役にたてることでもあるのかと、
改めて「お役に立てる自分」の存在にも意味を感じさせていただけた経験でもあります。
もし、あなたにも
「大切な人のために、何ができるのか・・・。」
そんなことを感じたとき、優しく寄り添ってみませんか?
一家に一人のアロマセラピストを。