「働く毎日に、自分をいたわる時間という選択肢を。」
先日、ivy-roomに初めてお越しくださったお客様。
今回は、ご家族の勤務先で利用できる福利厚生制度をきっかけに、アロマトリートメントを受けてみようと思われたそうです。
お話を伺う中で、とても印象に残った言葉がありました。
「こういう制度を利用しながら、これからは定期的に身体を整えていきたい」
アロマトリートメントというと、
「疲れがたまったときに受けるもの」
「自分へのご褒美」
「ちょっと贅沢なリラクゼーション」
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
けれど今回のお客様との時間を通して、改めて感じたのは、
元気に毎日を過ごしていくために、自分の心と身体に意識を向ける時間として利用する。
そんなアロマトリートメントの取り入れ方が、もっと広がってもいいのではないか、ということでした。
〇初めての全身アロマトリートメント
今回のお客様は、全身のボディトリートメントを受けるのは初めて。
施術前には、その日の心身の状態や香りのお好みなどをゆっくり伺いながら、一緒に使用する精油を選びました。
今回選んだのは、
ブラックスプルース
マジョラム
ラベンダー・スーパー
ライム
の4種類。
忙しい日々の中で感じるストレスや緊張に目を向けながら、ゆったりとした気分へ切り替えられること、身体の力を抜きやすい香りであること、そして最後にライムの爽やかな清涼感を添えることを意識したブレンドです。
植物から生まれた香りを確かめながら、
「この香り、心地いいですね」
そんな会話を交わす時間も、アロマトリートメントの大切な一部だと思っています。
〇強く押すのではなく、優しく触れる時間
ivy-roomが大切にしているのは、力強く身体をほぐすことだけではありません。
オイルを使い、ゆっくりと手を密着させながら身体に触れていく。
優しいタッチが続いていくうちに、身体だけでなく気持ちまで少しずつ緩んでいく。
今回のお客様も、そんな時間の中で深いリラクゼーションや、満たされたような幸福感を感じてくださったようでした。
日常生活では、仕事、家事、家族のことなど、どうしても意識が外へ向きがちです。
だからこそ、ときには誰かの手に身体を預け、
「今、自分はどんな状態なんだろう」
と自分自身へ意識を戻す時間があってもいいのではないでしょうか。
女性専用のプライベートな空間だからこそ、周囲を気にせず安心して過ごしていただけることも、ivy-roomが大切にしていることの一つです。
〇サロンを出た後も、セルフケアは続きます
今回使用したブレンドオイルの残りは、お持ち帰りいただきました。
サロンで心地よいと感じた香りを、ご自宅でもセルフケアに。
お風呂上がりに脚や腕へゆっくりなじませたり、香りを感じながら自分の身体に触れたり。
サロンでの数時間だけで終わるのではなく、その体験が日々の暮らしの中へつながっていくことも、アロマセラピーの魅力です。
そして今回、お客様がお話しくださった、
「これからは予防的な意味でも定期的に利用したい」
という言葉。
私はとても嬉しく感じました。
もちろんアロマトリートメントは医療行為ではなく、病気を予防・治療するものではありません。
けれど、自分の疲れや緊張に気づき、休息をとり、心身をいたわる習慣を持つことは、日々を健やかに過ごすうえで大切なセルフケアの一つだと思っています。
〇私自身、20年間会社員として働いてきたからこそ
実は私が以前から、
「アロマトリートメントを企業の福利厚生として活用してもらえたら」
と思ってきた背景には、私自身の約20年間の会社員経験があります。
仕事をしていると、目の前のことを優先するあまり、自分自身の疲れや心身の変化はつい後回しになってしまいます。
「もう少し頑張れる」
「今は休んでいる場合ではない」
そうやって日々を過ごしている方も、決して少なくないと思います。
私自身も、働く側の立場を長く経験してきたからこそ、特別なこととしてではなく、日常の中で自分を整える機会がもっと身近にあったらいいと感じています。
そして今、アロマセラピストとして働くようになり、
香りを選ぶこと。
誰かの手に身体をゆだねること。
何もしない時間をつくること。
そんな一見小さな時間が、また明日からの日常へ戻っていくための切り替えになることを、サロンでお客様と接するたびに感じています。
〇福利厚生から「自分を整える習慣」が始まることも
今回のご来店のきっかけは、ご家族の勤務先で利用できる福利厚生制度でした。
もし、この制度がなければ、初めての全身アロマトリートメントを受ける機会は、もう少し先だったかもしれません。
そう考えると企業の福利厚生には、サービスを利用できるということ以上に、
働く方やそのご家族が、自分の健康や心身のコンディションに目を向ける「きっかけ」をつくる役割もあるのではないか
と思うのです。
毎日頑張って働いている人が、限界まで疲れてから休むのではなく、
「ちょっと疲れているな」
「最近、身体に力が入っているな」
「今日は自分を休ませよう」
そんな小さな変化に気づき、自分を整える時間を持つ。
アロマトリートメントも、その選択肢の一つになれたらと思っています。
そしてこれは、私自身が20年間会社員として働き、その後アロマセラピストという仕事を経験してきた今だからこそ、企業の方にもお伝えしていきたいことです。
福利厚生を考えておられる企業や事業所の方にも、
「働く人の健康を支える方法には、こんな選択肢もある」
と知っていただけたら嬉しく思います。
個人の方も、勤務先やご家族の福利厚生制度の中に、リラクゼーションや健康増進につながるサービスがないか、一度確認してみてはいかがでしょうか。
「疲れたから行く場所」から、
「これからも元気に過ごしたいから、自分を整えに行く場所」へ。
アロマサロンが、そんなふうに日常の中で利用していただける場所になること。
そしていつか、働く人にとって「自分を整える時間」が福利厚生の一つとして、もっと当たり前に選べるようになること。
それも、これから私がivy-roomで少しずつ形にしていきたいことの一つです。
