【募集】これから必要される”アロマセラピスト”を応援
学ぶだけで終わらない実践アロマスクール
先日は、福祉介護アロマセラピストとしても活動に参加してくださる生徒さまとの、施術トレーニングでした。
今回は、デイサロン(高齢者)で人気になってきた、フェイシャル&ヘッド(約15分)をメインに、新しく訪問した障がい者施設さまでのアロマハンドトリートメント(25名の方)の参加もあり、需要が増えてきた事で、手技の統一も兼ね、利用者さまの状態を想定した練習会でした。
そもそも、アロマセラピストとは、
アロマセラピストはアロマオイル(精油)を使ってアロマトリートメントの施術を行う仕事です。
「身体」、「こころ」、「スピリット」
この3要素を供えたホリスティックな自然療法として、香り(アロマ)というツールを使い、お鼻から脳へ、肌から血液へ吸収する事で、
体とこころの凝りをほぐすなどのリラクゼーションを、リンパの流れをよくして健康的な美容へと導きます。
そのためには、
お客様に合ったアロマオイルを選ぶ精油(エッセンシャルオイル)の知識と、施術をするためのスキルが必要です。
ここで、少しアロマセラピストに向いている人について
『人を癒すことが好き』『自然療法に興味がある』という人です。
加えて『この人のためにアロマの施術を通して癒してあげたいという心』がとても大事ではないでしょうか。
人を癒すことが好きな人
アロマセラピストの仕事はアロマトリートメントを通してお客様を癒すことです。なので「人を癒すことが好き」という人はアロマセラピストに向いています。
その人のためになりたいという気持ちは、お客様から信頼されるための条件でもあります。施術をするうえで、使う精油やどのようなトリートメントを行うかはコンサルテーションを通して決めていきます。お客様との信頼関係が築けていればコンサルテーションを適切に行うことができ、よりよいサービスを提供することができます。
また、「好き」という気持ちでやっている仕事は知識の吸収が早く、試行錯誤することでスキルの向上も促されます。
心身ともに健康な人
人を癒すには、自分自身が健康でなくてはいけません。それは、体だけでなく心の状態も同じです。アロマテラピーを受けに来る人は、何らかの不調を抱えています。その不調に自分自身が影響されては人を癒すことができません。
また、トリートメントには全身を使うので、意外に体力も使います。
心身ともに、自分の状態を常にベストに持っていける人は、アロマセラピストとしての意識も高く周りの方からの信頼も得られます。かといって、決して偉ぶることでなくお客様と一緒に帆走していくという謙虚な志も大切です。
自然療法に興味がある人
自分が不調を感じた時に、アロマテラピーによって救われたという経験があるためにアロマセラピストを目指す人もたくさんいます。
その不調とは、心の問題であったり化学薬品を用いる医学では治せない漠然とした不調であったりします。
アロマテラピーでは植物の有効成分が濃縮された精油というものを使ってその不調にアプローチしていきます。
アロマテラピーは、自然療法の一つですので、こうした療法に興味があることも欠かせない能力の一つです。なるべく化学薬品に頼らずに不調を治したい、という人にはアロマテラピーはとてもありがたいものなのです。
自然療法で不調を治したいお客様にとっては、優秀なアロマセラピストがそばにいるということはとても心強いでしょう。
アロマテラピーに使う精油は、100%天然植物由来の成分ですが、作用はとてもパワフルです。
ディフューザーなどの器具を使って香りを楽しむ芳香浴はもちろんのこと、植物油などの希釈オイルに精油を混ぜて体や顔をマッサージするトリートメントでは、より直に精油の持つ効果を感じることができます。また、香りという”嗅覚”と触れるという”触覚”そして、リラクゼーションサロンの雰囲気などで演出される”聴覚”や”視覚”、同じ植物療法として味わいを楽しめるハーブティーなどの”味覚”、これらの五感を刺激することで、ラベンダーなどの香り、気分が沈んでいる時にオレンジの精油の芳香浴をした結果元気で前向きな気分になった、という結果も幸福感を感じる感覚器=感情が豊かにしてくれる、そんなアロマテラピーの力は思っている以上に強いのです。
こうした自然療法に対してその効果を信じている人にもアロマセラピストは向いています。
トリートメントの手技に長けている人
トリートメントの技術は、スクールの数だけあると言っても過言ではありません。自律神経やホルモン、免疫などホメオスタシスを整えることを意識した手技、リンパの流れを整えるもの、また東洋医学に基づいたマッサージ法をとりいれたもの、バリ式マッサージを元にしたものなど、基本的な手技も様々なものがありますが、手の動かし方ひとつにもそれぞれの講師の特徴があります。基本の手技の意味を理解したことで習ったことを自分なりに咀嚼し、その人に合った方法を用いることができればお客様の満足度も高まるでしょう。
例えば、肩こりがひどい人に対して、ホリスティックに肩こりが起きている原因を考察し、その方の背景や精油のフィトケミカルの要素も組み合わせたトリートメントを通して、心身全体を改善に持っていくことで肩こりをやわらげるという方法もあります。
その人が抱えている不調に対して、どのようなトリートメント法を用いれば改善してあげられるのか、その手技に長けている人はアロマセラピストとして重宝されます。
学び続ける意欲と責任感がある人
アロマセラピストは、目の見えるところだけでなく、目の見えないところにもアプローチする技量を養うために常に学び続ける姿勢。
その基本としてアロマテラピーの知識に関しては、複数のプロたちによって作られた協会が推奨する資格取得のための学習を通してしっかりと勉強しておくことが大切です。ただ、資格取得を最終ゴールにすることでなく、自然療法は奥が深いものなので、日々勉強して知識を増やすという姿勢も欠かせません。アロマのスクールの中には、既に開業している人も通えるスクールがたくさんあります。
トリートメント技術を磨くのはもちろんのこと、精油に関しても新しい知識を積み重ねていくことでよりお客様のためになるアロマセラピストになれます。
アロマテラピーは、その人独自の見解が出やすい療法でもあります。例えば、妊娠している人に使ってはいけない精油ひとつとっても、人によって見解が異なります。
そうした判断のひとつひとつを自信を持って行うためにも、アロマテラピーについて学び続ける意欲とお客様のために勉強を続ける姿勢が求められます。
以上、いくつかアロマセラピストに向いてる方について、あげてみました。
当スクールでは、このようなアロマセラピストを育成するために、知識や技術だけでなく、今後の活躍においてもサポートしていきます。
これからの時代、必要とされてくるアロマセラピストの存在は、あなたのこれからの人生に、豊かさと感動を与えてくれることには間違いはないでしょう。
多くのアロマセラピスト輩出に、アロマサロン・スクール「ivy-room」では全力で応援していきます。