4月サロンで人気の香りとその意味を知る
あなたらしさを応援するアロマサロンivy-roomの山口良子です。
早いことに5月に入りました。
4月から新たな生活がスタートされた方も、少しずつ環境になれてきた様子でしょうか?
サロンでも新たな出発をされた方のお話も伺うことがありました。
その分、いつもより緊張感ある日々も続かれた方も。慣れてきた頃に体調が崩れやすくなりがち。
またここのところ、寒暖差も激しい日々が続いているので、油断されぬよう。
サロンでは、様々な環境の変化によるストレスから乱れがちなホメオスターシスのバランスを整えていただくために、香りとトリートメントからご本人の本来の自然治癒力を発揮出来るようお手伝いをさせていただいています。
あくまでのご自身のお体を治すのは、先ずはご自身にあり、私たちセラピストは側でお手伝いをさせていただくに過ぎない。二人三脚で何が出来るのかを一緒に考えていきたいなと思ってサロンワークを続けさせていただいてます。
さて、
4月は、どんな香りが人気だったかなーと、
カルテを整理してみました。
メニューは、ホットストーン、アロマトリートメントが人気でした。
精油は、それぞれの香りのお好みや症状に合わせてブレンドするので様々なのですが、
特に良く出た精油は、こちら。
「ラベンダースーパー」
Lavandula ✕intermedia clone super
一般的にラバンジンと呼ばれ、アングスティフォリア種とスピカ種の交配品種。
芳香成分 エステル類とケトン類がバランス良く含んでいて、サロンでお越しの方のお悩みに多い、
「肩こり」
の不調にもよくオススメする精油です❣️
そもそも、「肩」がつく慣用句からも
肩の荷が降りる
肩肘張る
肩身が狭い
肩を落とす
肩叩き
肩にかかる
とあるように、背景から様々な感情を抱えやすい部位でもあるので、どうしても緊張気味な日々が続くと疲れやすい部位でもあります。
なので、アロマテラピーの得意とする
ホリスティックな観点からみるのであれば、
単なる筋肉疲労からくる、肩こり
だけでなく、
心理面からもアプローチしていきたいところ。
もちろん、「好きな香り」ということも、気持ちをほぐすこととして、ポイントとなる点ではありますが、もう少し掘り下げてみて、化学的成分から腑に落としたいところ。
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🔳芳香成分類
●エステル類
鎮静作用、神経バランス回復作用、鎮痛作用、鎮痙攣作用、抗炎症作用、血圧降下作用
●モノテルペンアルコール類
抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用、免疫調整作用、神経強壮作用、抗寄生虫作用
◎芳香分子
リナロール
鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用
●ケトン類
粘液溶解作用、脂肪溶解作用、胆汁分泌作用、去痰作用、瘢痕形成作用
◎芳香分子
カンファー
筋肉弛緩作用、抗寄生虫作用、延髄の呼吸中枢作用、血管運動興奮作用、冷却作用、結石溶解作用
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の、働きをみながら精油を選びます。
真正ラベンダーよりカンファー臭のスッキリする香りが甘過ぎず人気でもある香り。
昨日もご新規のお客様に
プチグレン
クラリセージ
バルサムモミ
クローブ
フランキンセンス
とブレンドしてゆっくりお過ごしいただきました。
皆さまの健康サポートと幸せを感じる香りと共に、お届けしていきます。